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SDMの同期撮影の為の設定と同期撮影

新しいSDMでは、この説明にあるような、スクリプトの読み込みは必要なくなりました。
SDMを自動起動可能に設定しておけば、カメラの電源をONすると、すぐに、外部のリモートSWで同期撮影が可能となります。
また、従来、スクリプトを使わないとできなかったオートブラケット撮影等、ほとんどの機能は、標準で使えるようになり、
ステレオ撮影に関して、スクリプトを使わないとできない事はほとんど無いと思います。


1.モードスイッチ(7)を再生にして電源(3)ON
2.メニューボタン(10)を押し、下記メニューを表示
3.方向キー(14 / 16)で[Firm Update...]を選択
4.セットボタン(9)を押し、下記画面を表示
5.方向キー(15)でOKを選択しセットボタン(9)を押す
6.数秒で、液晶モニタに以下の表示が現れる。
この表示が現れない時は、電源を切り(電源も切れ
ない時は、電池を抜き差しする)別のバージョンの
SDMを試して下さい。
7.イージーダイレクトボタン(8)を押す。
 モニタ下部に<ALT>と表示される(下図参照)
(SDMでは、イージーダイレクトボタンをALTボタン
と呼んでいます)
ALTボタンを押す毎に、<ALT>表示が点いたり消え
たりします。<ALT>表示している時がSDMが動作
している状態です。
8.<ALT>状態で、メニューボタン(10)を押し、下記
 SDMメニューを表示する。
9.方向キー(14 / 16)で[Scripting parameters...]
 を選択し、セットキー(9)を押す。
10.方向キー(16)で[Load Scrip from file...]
  を選択し、セットキー(9)を押す。
11.方向キー(16)で[Synch.bas] を選択し、
  セットキー(9)を押す。
12.メニューボタン(10)を押し、メニューを消す。
画面左下に、[Synch without flash <ALT>]表示
がある事を確認
(無い場合は、ALTボタン(8)を押してみる)
13.シャッターボタン(5)を押し、スクリプトを起動する。
画面左下に、[*** STARTED ***]が表示されること
を確認する。
(もう一度、シャッターボタン(5)を押すと、
[*** INTERRAPTED ***]が表示されスクリプトが
停止する)
14.スクリプトを起動した状態で、USBに接続した
  外部リモートSWを押すと左図のようにカメラが
  ピント合わせを始める。
  (この時、リモートSWは押したままにしておく)
15.ピント合わせが終了すると、左図のように、
  液晶モニタが消え、ALTボタン(8)のLEDが
  点灯する。(まわりが暗い時は、フラッシュが
  プリ発光します)この状態になったら、リモートSW
  を離すと、左右のカメラのシャッターが同時に
  切られる。
  (ALTボタン(8)のLED点灯が撮影準備完了の
   合図になっています)

注意)
10秒間、リモートSWを離さないと、タイムアウトで、
自動的にシャッターが切れます。この場合、左右
は、同期しません!

これで、左右のカメラの同期撮影ができるようになりましたが、カメラの電源を切ると、
最初のステップ(1.)からやりなおさなければなりません。
(SDMの設定は保存されますので、スクリプトファイルを再度指定する必要はありません)

これは、かなり面倒なので、カメラが電源ONした時に自動的にSDMを読み込む設定に
しておく事をお勧めします。